Small-batch production guide · ガイド

小ロットのアパレルOEMを相談する前に

小ロットの可否は、注文の合計枚数だけでは決まりません。1型・1色あたりの数量、素材の発注条件、サイズ展開を分けて伝えると、生産できる条件と見積もりの前提を確認しやすくなります。初めてOEMを依頼するブランド向けに、相談前の整理方法をまとめました。

作成: 国合天空更新日:

数量は分けて伝える

合計だけでなく、型・色・サイズごとの希望数量を一覧にします。

必須と相談可能を分ける

素材や色数を変更できるかで、検討できる生産条件が変わります。

資料が途中でも相談

参考画像と未確定事項を共有し、サンプル前に必要な情報を整理します。

小ロットとは何枚から?まずMOQの単位を確認

アパレルOEMの最小ロット(MOQ)は、1注文、1型、1色、素材の発注量など、どの単位を指すかで意味が変わります。「合計で何枚作りたいか」に加え、型数・色数・サイズ別数量をそろえて確認してください。

国合天空では、商品、素材、副資材、加工と生産時期を確認して対応可否を判断します。このガイドの数量例は説明用であり、当社の最低発注数や受注保証ではありません。

同じ240枚でも、型数と色数で内訳は変わる

以下は、各型・各色・各サイズへ均等に配分した場合の計算例です。実際は販売計画に合わせたサイズ比率を共有します。同じ素材を使っていても、異なる型の数量を合算できるとは限りません。

表は横にスクロールしてご覧いただけます

同じ240枚でも、型数と色数で内訳は変わる
注文合計型数 × 色数 × サイズ数1型・1色の数量1型・1色・1サイズの数量
240枚1型 × 1色 × 4サイズ240枚60枚
240枚1型 × 2色 × 4サイズ120枚30枚
240枚2型 × 2色 × 4サイズ60枚15枚

小ロットで先に確認したい4つの条件

希望数量が少ない場合は、すべての仕様を固定したまま単価だけを比べるより、変更できる項目を明らかにすると具体的な検討ができます。変更案が採用できるかは、素材の在庫や生産条件を確認してから決めます。

  • 素材:指定生地が必須か、風合い・厚みの近い候補も検討できるか
  • 色:オリジナル染色が必須か、既存色の候補も確認できるか
  • 副資材:特注ボタン・ファスナー・タグに別の発注条件があるか
  • 仕様:装飾・プリント・刺繍の必須部分と調整可能な部分はどこか

見積もりは単価だけでなく「含まれる範囲」で比較

サンプル費と量産単価、包装と輸送などが一緒に書かれていると、条件の違う見積もりを比較してしまうことがあります。次の項目を分け、未確定の費用も明示してもらいましょう。

表は横にスクロールしてご覧いただけます

見積もりは単価だけでなく「含まれる範囲」で比較
項目確認する内容
開発・サンプルパターン作成、サンプルの仕様、修正範囲、追加費用の条件
材料・副資材生地規格、指定色、裏地、タグ、付属品、余剰材料の扱い
量産型・色・サイズ別の数量と、加工を含む単価の前提
品質確認・包装確認項目、記録、個包装、ラベル、カートン仕様
出荷・納品出荷場所、輸送方法、費用と責任の範囲、別途確認する費用

新ブランドがサンプルから量産へ進む判断点

サンプルは写真映えだけでなく、着用感、寸法、縫製、素材、付属品を確認するために使います。修正箇所は画像と数値でまとめ、採用する仕様と変更しない部分を記録します。

量産へ進む前に、最終サンプルと各資料を最新版で確認し、仕様・数量・見積もり・納品条件に食い違いがない状態にそろえます。発売日が決まっている場合は、サンプルの確認期間や変更の余地も含めて相談してください。納期は資料の状態や材料・生産の手配により変わります。

国合天空に相談しやすい案件と、最初に送る資料

子供服・キッズ服、アウター、中綿アイテム、ダウンなどの製品開発と量産を検討するブランド・事業者が対象です。立ち上げ中のブランドやデザイナーブランドも、量産予定と商品条件からご相談いただけます。個人向けの1着製作、既製品の仕入れ、プリントオンデマンドとは異なるサービスです。

完成した縫製仕様書がなくても、商品画像やスケッチ、参考サンプルを起点にできます。未定の項目は「未定」と書き、初回相談シートをメール本文に貼り付けるか、お問い合わせ後に資料をお送りください。

  • 商品カテゴリーと、再現したい点・変えたい点が分かる画像
  • 予定の型数・色数・サイズ展開と数量の内訳
  • 販売予定市場、希望する時期、予算の前提があればその条件
  • 素材・表示・包装・検品の必須条件と未確定事項

このテーマのよくある質問

小ロットは、何枚から相談できますか?

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共通の最小発注数量は設けず、商品と材料、加工、生産時期を確認します。注文合計と1型・1色の枚数を分け、生地や副資材の最低購入量も合わせて確認してください。このページの240枚は配分を説明する例で、受注できる最低数量ではありません。

総数量が同じなら、色数を増やしても条件は同じですか?

+

同じとは限りません。例えば240枚を2型・2色に均等配分すると、1型・1色は60枚です。生地の専用色や付属品の準備は、その小さい単位で条件が決まる場合があります。実際の配分を示し、型や色をまたいで合算できるかを確認します。

少ない数量で単価が上がるのはなぜですか?

+

制版、サンプル、材料や加工の準備など、数量だけでは減らない作業を少ない枚数で負担するためです。材料の最低購入量も関係します。単価と初期費用を分け、色数、装飾、素材の選択肢を比較すると、何を変えれば費用が変わるか確認できます。

仕様書が途中でも、見積もり相談はできますか?

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参考画像、用途、販売市場、予定数量、希望時期があれば相談を始められます。未定項目は未定と明示し、必須条件と変更できる条件を分けてください。見積もりがどの仮定に基づくかを記録し、サンプルと量産の前に必要な承認をそろえます。

サンプル費用を含めて予算を見るには?

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初回開発、修正、材料、量産、検品・試験、表示・梱包、輸送を分けて確認します。サンプル代が量産時に返金される、修正が無制限に含まれるといった条件は前提にせず、見積もりに記載された範囲を確認してください。

小ロットなら、納期も短くなりますか?

+

数量だけでは決まりません。材料の入手、仕様の確定、サンプル修正、検品や輸送の時間は少量でも必要です。出荷日と到着日を区別し、買い手側の承認に必要な時間を含めて工程ごとに確認します。

予定数量と商品画像からご相談ください

小ロットの対応可否、必要な資料、見積もりの前提を商品ごとに確認します。まずは決まっている条件と未定の項目をお知らせください。

数量・納期・対応方法は、商品と条件を確認したうえでご案内します。

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